つゆあけ まちがいなーし
くうきの かわきぐあいが ちがうもの
きしょうちょう なんと いおうと
いやさ なんも いわなくとも
つゆは どこかへ とんで ゆきました
そらは からりと なりました
じつに うれしく ありがたく
一座の じじょう あるもんで
いうに いわれぬ かていの じじょう
そこまでの ことは ないですけれど
あのですね せんたくもの はんぱない
ふたりぶんが いっきに ５にんぶん
まいにち せんたくかご ふたつぶん
だついじょに ちょいと やまを なし
せんたくき あずかる 主夫と しては
からりと かわいて くれなくちゃ
そらもよう みながら おっかなびっくり
ならべて ほすは しんぞうに わるい
すわ あめ おちてきたと なったひにゃ
とびだす ベランダで すべったりして
しっけ なくなりゃ ひるすぎには
すっかり かわいて くれるでしょ
あぢあぢあぢと いいながら
じゃかすか とりこみ できるでしょ
なんのかんので なつの ひは
主夫の みかたで ありますわ
まんをじし やつてきたきた なつよあけ
東風
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