にじゅうだいのころは

しゅみ　なんですかって　きかれたら

はい　せんしゃですって　いえるほど

くるま　あらうの　だいすきで

つきに　にかいは　あらってた

つきに　いちどは　ワックス　かけて

のってるよりも　みがいてる　じかんが

やっぱり　カルナバろう　だよなあ

ワイヤーホイール　めんどうだよなあ

なんて　いいつつ　ぴかぴかの

あいしゃ　ながめて　えつに　いり

まんぞく　していた　ものでした

つきひは　ながれ　とし　かさね

せんしゃ　はんとしに　いっぺんくらい

コーティングに　なり　ねん　いちど

それでも　きれいな　ままですし

あの　じょうねつは　なんだった

あの　ひたむきは　どこいった

まあ　きっと　あれですね

おびんぼな　なか　ゆいいつの　ざいさん

かちを　おとして　なるものかと

あわれな　どりょく　だったのでしょね

なので　コツは　からだが　おぼえてる

みじかい　じかんで　ぴかりんちゃん

ほぼほぼ　しんしゃに　もどります

どりょくは　むだでは　なかったようで

なつひざし　ちひさきにじの　みずあそび

　　　　　　　　　　　　　　　東風

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