したから よんでも ららつらら
きたの くにじゃあ あたりまえ
だけども ここいらじゃ めずらしく
こどもの ころは なおのこと
きたないと いわれつつ なめていた
おもえば あのころ こうがいで
なないろの けむり たちのぼり
つもった ゆきにも ばいえんの
すすが ついてた ものでした
そんなの なめてたん ですねえ
そりゃあ きたない どころじゃあ
まあ いちんち よく ふりました
きょうは ゆっくり しとこうねと
いってたわりに 座長はね
こどもべやの かたづけに おおいそがし
つぎから つぎに がたごとと
おもいでの しな だんしゃりを
コッチめ とてもじゃ ないけれど
そんなに からだ うごかない
すまんすまんと おもいつつ
こたつむりから ぬけだせず
おや おたから でてきた ようですよ
その おはなしは また あした
ぽたありと たれたるつらら おさなきひ
東風
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